こんにちは!
危険物乙4を1発合格後、上位資格の危険物甲種も1発合格して、工場の危険物保安監督者に選任された経験もあるオツヨンパパです。
危険物乙4の試験を受験したいけど試験は難しいのかな?どんな問題がでるの?
合格率は30~40%もあり、ちゃんと勉強すれば必ず絶対合格できるよ!
どんな試験なのか解説するよ!
今回はこんな悩みを持つ危険物乙4初心者の方向けに、危険物乙4の資格試験がどんな内容なのかとその他情報について解説していきます。
始めに結論をまとめると下の表の通りです。
合格率 | 30~40% 決して難しい試験ではない! |
受験資格 | 誰でも受験できる |
試験範囲と出題数 | ①危険物に関する法令 15問 ②基礎的な物理学及び基礎的な化学 10問 ③第4類危険物の性質ならびにその火災予防及び消火の方法 10問 |
合格基準 | ①15問中9問以上 ②10問中6問以上 ③10問中6問以上 すべて60%以上の正解率 |
出題方式 | マークシート式 全て5択問題 |
試験時間 | 2時間(開始35分で退室可) |
受験料 | 4,600円 |
試験日程 | 各都道府県による おおむね2週間~4ヵ月に1回 |
試験会場 | 各都道府県による |
詳しくは試験を主宰する消防試験研究センターのホームページにも載っています。
外部リンク 消防試験研究センター公式
合格率は30~40% 簡単はないが決して難しいわけではない!!
それなりに勉強しないと合格しない試験なので簡単とは言えませんが、誰でも自分に合った学習方法でちゃんと試験対策をすることで、確実に合格することができる試験です!
危険物乙4は需要が多く試験回数も多い人気の資格の一つです。ということもあり、受験者は毎年10万~20万人と大規模。
受験日に実際に受験して合格した人数を受験者数で割った合格率はおおよそ30~40%となっています。
(※受験者数は、申込みだけして当日試験を受けていない人を除いた人数です。)
他の資格試験には合格率が10%未満の難関資格もある中で、危険物乙4の30~40%という合格率は決して低いものではありません。
しかも、危険物乙4の試験の受験資格は特にないため誰でも受けられるということも影響しています。例えば会社や高校で半強制的に申込んだので、全く勉強や試験対策をしてないけど受験だけはしておくって人も一定数います。
このような人たちも計算に含めての30~40%の合格率となっているので、ちゃんと学習して試験の対策をすることで、合格率の計算数値よりも遥かに合格に近づくことができます!
なので全く気負う必要はなく、前向きに挑んでもらいたい国家資格試験です!!
受験資格は特になし 小学生でも受験できる
危険物乙4を受験するために必要な条件はなく、老若男女誰でも受験することができ最年少の合格者はなんと小学生らしいです。
ちなみに上位資格の危険物甲種では、学歴や、複数の乙種免状を持っていること等が資格試験受験の条件であり、誰でも受験できるわけではありません。
危険物乙4は誰でも受験できるということもあり、受験者数が多い一因になっていると思われます。
試験範囲と出題数 合格基準と出題方式
危険物乙4の試験範囲としては3テーマあり、出題方式はすべて5択のマークシート方式となります。
合格基準は3テーマそれぞれが60%以上の正解率であることが必要で、1テーマでも正答率が60%に満たない場合は不合格となります。
なのですべての範囲を一定以上の水準で理解しておく必要があります。
試験範囲 | 出題数 | 合格基準 |
---|---|---|
①危険物に関する法令 | 15問 | 9問以上 |
②基礎的な物理学及び基礎的な化学 | 10問 | 6問以上 |
③危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 | 10問 | 6問以上 |
全体的に暗記となるところが大部分となりますが、②の基礎的な物理学及び基礎的な化学については一部計算を使うような問題が出題されることがあります。
試験時間 途中退室OK
前述の3テーマが試験範囲となりますが、試験時間は2時間となります。ただし、試験開始35分経過以降は問題を解き終わった人から退出することが可能です。
※一度退出すると再度試験会場の部屋に戻ることはできません。
受験料
危険物乙4の受験料としては4,600円です。試験に落ちると、次回の受験時にも同様の受験料を払うこととなります。決して安い金額ではありませんし、しっかり準備して合格したいですね。
ただし、試験に合格して免状を受け取るまでには、免許交付申請時に2,900円の収入証紙代や返送用封筒の切手代400円分なども必要となります。
また、受験会場までの交通費も含めると受験に関するところで計8,000円くらいはかかることとなります。
あとはこれらに加え、テキスト等の教材の購入費用がかかります。
試験日程と試験場所
危険物乙4の試験は各都道府県ごとに別日程で実施されています。最も頻度の多い東京都では毎週のように危険物乙4の試験が行われています。
また、都道府県によっては数か月に1回のところもあります。ただし、好きな県で受験することができますので、自分の都合に合わせて受験場所や日程を選びやすい試験になります。
詳しくは消防試験研究センターの公式ページを参照ください。
外部リンク 消防試験研究センター(試験日程)
正しい学習方法で勉強を!受験申込みしてからでも間に合う!
今回は危険物乙4の試験内容について解説しました。
特に合格率については30%~40%となっていますが、正しい学習方法で学習をすることにより、着実に合格に近づくことができます。
また、自分に合った正しい学習方法で勉強するのであれば、試験勉強は受験申込みを行ってから試験当日の1~2か月で十分間に合います。40時間~60時間が勉強時間の目安です。
ちゃんと準備しないと合格できない資格ではありますが、決して難しいものではありません。是非前向きに挑んでもらいたい資格試験です!!
これから受験を考えている人へ、乙4合格者の私がおすすめする参考書を書いた記事やおすすめ無料アプリの記事もありますので併せて是非ご覧ください!
今回は以上です。
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